2026年3月11日。
東日本大震災の発生から15年を迎えました。
震災により尊い命を失われた方々へ、心より哀悼の意を表します。
また、被災され現在もなお様々な想いを抱えながら生活されている皆様へ、謹んでお見舞い申し上げます。
15年という年月が経過しました。しかし、昨日の痛みと、15年前の痛みは違います。
時間が経っても、その経験や記憶が消えることはありません。
震災の記憶も同じく、語り継がれなければ静かに風化してしまいます。
地域で事業を営む企業として、私たちはこの出来事を忘れず、次の災害に備え続ける責任があると考えています。
千葉県でも経験した燃料不足と計画停電
東日本大震災当時、千葉県内においても社会インフラは大きな影響を受けました。
特に深刻だったのが燃料不足です。
ガソリンスタンドには長蛇の列ができ、スタッフの方が手動で給油機を操作しながら対応し、「一人5リットルまで」という制限の中で給油が行われました。
資源回収車両を運行することが困難となり、段ボール回収や古紙回収などの日常業務が、燃料という社会基盤に大きく依存していることを実感しました。
さらに計画停電の実施により
・事業所設備の停止
・回収スケジュールの混乱
・通信や情報共有の遅延
・地域生活機能の低下
が発生し、「当たり前の日常」が決して当たり前ではないことを私たちは経験しました。
被災地視察を通して感じた責任
震災後、弊社代表および取締役は復興支援および状況把握のため、被災地の現地視察を行わせていただきました。
現地では、大量に発生した災害廃棄物や生活基盤を失った地域、長期にわたる復旧作業の現実を目の当たりにしました。
私たちは現場を確認し状況を理解している「つもり」ではありますが、実際に被災された方々のご苦労や喪失感を完全に理解することはできません。
だからこそ次に起こり得る災害に備えることこそが、地域企業としての責任であると考えています。
災害時に重要となる「紙」と資源回収の役割
当社が行っている段ボール・古紙などの紙資源回収は、平時だけでなく災害時にも重要な役割を担います。
紙資源は災害時において、
・段ボールベッドによる睡眠環境の確保
・避難所での間仕切り設置によるプライバシー保護
・保温および断熱資材
・救援物資の輸送および保管資材
として活用され、被災者の生活環境を支える重要な防災資材となります。
また災害後には大量の廃棄物が発生し、迅速な分別・回収体制が地域復旧の速度を大きく左右します。
資源回収業は、地域の衛生環境と復興を支える社会インフラの一部であると私たちは認識しています。
地域の皆様へ ― 災害時に役立つ備え
東日本大震災の経験から、個人の皆様にも日頃から備えていただきたい点があります。
【段ボールを数枚保管しておく】
段ボールは簡易ベッド、断熱材、物資整理、ガラス破損時の足場保護など多用途に活用できます。
【車の燃料は半分以上を意識する】
災害時は被災地以外でも燃料供給が不足する可能性があります。
【ごみの分別を意識する】
災害後の廃棄物処理は地域復旧に直結します。可能な範囲での分別が復旧を早めます。
一人ひとりの備えが、地域全体の安全につながります。
千葉県全域で資源回収を行う企業として
当社は千葉県全域にて、特に船橋市・千葉市を中心に段ボール回収、古紙回収などの資源回収およびリサイクル業務を行っております。
市町村からの委託業務をはじめ、企業様、学校、警察署など地域社会を支える施設の回収業務に携わる企業として、有事の際にも地域機能維持の一助となれるよう、
・業務継続計画の整備
・燃料確保体制の検討
・災害時対応力の向上
・地域との連携強化
を継続して進めております。
記憶を未来へつなぐために
東日本大震災から15年。
この経験を過去の出来事として終わらせるのではなく、未来への備えへとつなげていくことが、地域に根差す企業の使命であると考えています。
有限会社タバタはこれからも、資源循環事業を通じて地域社会の安全・安心に貢献してまいります。
〜地域とともに非常時にも支え合える社会へ〜
有限会社タバタ


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