なぜ可燃ごみの袋は有料なの?

スーパーやドラッグストアなどで販売されている家庭用のごみ袋。

毎日の生活で当たり前のように購入していますが、「なぜごみ袋を買わなければいけないの?」「ごみ袋の値段には、ごみの処分費用も含まれているの?」と疑問に思ったことはありませんか?

実は、家庭ごみの指定袋制度は、自治体によって仕組みが異なります。

例えば、千葉県内の千葉市と船橋市では、どちらも指定ごみ袋を使用しますが、ごみ袋の料金に含まれるものには大きな違いがあります。

今回は、千葉市と船橋市の可燃ごみ袋が有料で販売されている理由や、それぞれの制度の違いについて分かりやすく解説します。

家庭から出るごみは、収集車によって回収された後、焼却施設などで処理されます。そのためには、収集・運搬・焼却・施設の維持管理など、さまざまな費用が必要です。

また、ごみの量が増えれば、それだけ処理施設への負担も大きくなります。

こうした背景から、多くの自治体では、ごみの分別や減量化を促すために指定ごみ袋制度を導入しています。

ただし、指定ごみ袋を購入する際の料金が、そのままごみ処理手数料になるとは限りません。

千葉市と船橋市の違いを見ていきましょう。

千葉市では、2014年(平成26年)2月から「家庭ごみ手数料徴収制度」が導入されています。

この制度には、主に次の2つの目的があります。

千葉市では、可燃ごみ・不燃ごみを出す際に、市指定のごみ袋を使用します。

この指定袋には、ごみ処理手数料が含まれているため、袋を購入することで、ごみの処理にかかる費用の一部を負担する仕組みになっています。

つまり、ごみを多く出すほど指定袋の購入量も増え、負担する手数料も大きくなるということです。

千葉市の可燃ごみ袋の価格

千葉市の可燃ごみ指定袋には、複数のサイズがあります。

袋のサイズ1枚あたりの価格
5リットル4円
10リットル8円
20リットル16円
30リットル24円
45リットル36円

※上記は2026年10月時点の料金情報をもとにした1枚あたりの手数料です。通常は10枚単位などで販売されています。購入時は販売価格をご確認ください。

また、千葉市では、指定袋による手数料収入をリサイクル等推進基金に繰り入れ、ごみの減量化やリサイクルの推進などに活用しています。

単にごみを処分するためだけではなく、地域全体でごみを減らし、資源を有効活用するための仕組みでもあります。

出典:千葉市公式ホームページ「家庭ごみ手数料徴収制度の概要」

一方、船橋市でも家庭から可燃ごみを出す際には、市指定のごみ袋を使用する必要があります。

「船橋市も指定ごみ袋が有料なら、千葉市と同じようにごみ処理手数料が含まれているのでは?」と思う方もいるかもしれません。

しかし、実際には制度の仕組みが異なります。船橋市の指定ごみ袋は、市が認定した袋を使用する制度です。袋そのものを購入する必要はありますが、千葉市のように、ごみの処理手数料を袋の価格に上乗せする制度とは異なります。

指定袋制度には、家庭ごみの分別や減量化を促すことに加え、収集作業の効率化や安全性の向上といった役割もあります。つまり、ごみ袋を購入する必要があることと、ごみの処理手数料を負担していることは、必ずしも同じではないということです。

出典:船橋市公式ホームページ「船橋市指定袋(家庭系ごみ袋)の認定等業務について」

ここまでの内容を整理すると、両市の違いは次のとおりです。

比較項目千葉市船橋市
指定ごみ袋必要必要
袋の購入有料有料
ごみ処理手数料袋の料金に含まれる袋の料金に処理手数料を上乗せする制度ではない
主な目的ごみ減量・費用負担の公平化分別・減量化・収集作業の効率化など

同じ千葉県内でも、自治体によってごみの出し方や費用負担の仕組みは異なります。

引っ越しなどで住む地域が変わった際には、指定袋の種類や分別方法、収集日などを自治体のホームページで確認しておきましょう。

千葉市と船橋市では制度に違いがありますが、どちらの地域でも、ごみを減らすことや資源を有効活用することは大切です。日常生活の中で、少し意識するだけでもごみの減量化につながります。

1. ごみを出す前に分別を確認する

紙類や段ボール、ペットボトルなど、資源として回収できるものが可燃ごみに混ざっていませんか?

本来リサイクルできるものまで可燃ごみとして捨ててしまうと、貴重な資源を無駄にしてしまうことになります。

自治体の分別ルールを確認し、正しく分別することが大切です。

2. 古紙や段ボールは資源としてリサイクルする

新聞紙・雑誌・段ボール・雑がみなどは、適切に分別することで再び紙製品の原料として活用できます。

特に、通販やネットショッピングの利用が増えたことで、家庭から出る段ボールも多くなっています。

そのまま可燃ごみに出すのではなく、資源回収に出すことで、ごみの減量化と資源循環の両方につながります。

3. ごみそのものを増やさない工夫をする

ごみを減らすためには、捨てる段階だけでなく、日頃からごみを増やさないことも重要です。

例えば、次のような取り組みがあります。

一人ひとりの小さな取り組みが、地域全体のごみの減量化につながります。

有限会社タバタでは、千葉市・船橋市を中心に、古紙や段ボールなどの資源回収・リサイクルに取り組んでいます。

普段はごみとして処分しているものでも、適切に分別することで、再び資源として生まれ変わるものがあります。

例えば、次のような古紙類です。

千葉市若葉区若松町にある本社の古紙回収ステーションでは、古紙などの無料持ち込み回収を行っています。

「段ボールがたくさん出て処分に困っている」
「新聞紙や雑誌をまとめてリサイクルしたい」

このような方は、ぜひタバタの古紙回収をご活用ください。また、古紙以外にもアルミ缶やスチール缶もお持ち込み可能です。

※持ち込み可能な品目や受付方法については、事前にお問い合わせください。船橋支店では持ち込みを行っておりませんが近くの無料で持ち込み可能な場所をご案内いたしますのでお気軽にご連絡ください。

今回は、千葉市と船橋市の可燃ごみ袋が有料である理由と、指定ごみ袋制度の違いについてご紹介しました。

千葉市では、ごみ処理手数料の一部を指定袋の料金に含める仕組みが採用されています。一方、船橋市では指定袋を使用しますが、袋の購入費用にごみ処理手数料が上乗せされる仕組みではありません。

同じ指定ごみ袋でも、自治体によって制度や目的は異なります。

そして、ごみの減量化を考えるうえで大切なのは、必要なものまで捨ててしまわないことです。

古紙や段ボールなど、リサイクルできるものは資源として活用する。そんな日々の小さな行動が、環境を守ることにつながります。

有限会社タバタは、これからも千葉市・船橋市を中心に、地域の皆さまとともに資源の有効活用とリサイクルに取り組んでまいります。

古紙・段ボールの回収についてご不明な点がございましたら、お気軽にお問い合わせください。

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